育毛剤の多くは、血行を促進することで発毛を促すことをコンセプトに開発されています。
代表的なものに塩化カルプロニウムやロゲインの有効成分であるミノキシジルなどがあります。
以下、代表的な効能別成分の紹介。
1,血行促進の成分
[毛細血管を拡張することにより血流量を増大させ、毛乳頭への栄養補給を多くするもの]
塩化カルプロニウム、ミノキシジル、ニコチン酸、セファランチン、ネオタカナール、トウガラシチンキ、カンタリジン、ビタミンE、丹参、チクセツニンジン、朝鮮にんじん、当帰、桃仁、ニンニクエキス、白薬子、防巳、補骨脂、黄耆、乾姜、紅花、山椒、センキュウ、センブリ
2,男性ホルモンの活動抑制の成分
[毛母細胞の分裂を鈍くする男性ホルモンの活動を抑制するもの]
エチニルエストラジオール、スピロノラクトン、オキセンドロン、ジエチルスチルベストロール
3,皮脂の抑制・除去の成分
[脱毛を促進する過剰に分泌された皮脂を除外したり、皮脂腺の活動を抑制する]
カシュウ
4,毛母細胞・毛根細胞などの活性化成分
[毛母や毛根細胞に直接働きかけ、その細胞分裂を活性化するもの]
パントテン酸カルシウム、ペンタデカン酸グリセリド、ミノキシジル、チクセツニンジン
5,殺菌の成分
[発毛に影響のある雑菌の繁殖を防ぐもの]
ヒノキチオール、イソプロピルメチルフェノール
6,保湿の成分
[頭皮の乾燥を防ぎ柔軟にすることで発毛環境を整えるもの]
アロエエキス、プラセンタエキス、トレハロース、メイグイファ